1994年に設立。
FREE MUSIC / IMPROVISED MUSIC/JAZZ/Comtemporary Music のCDやLPを主に制作・販売。
本の出版。
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Bandcamp 配信中!
開設。こちらからでも購入出来ます。
2022年内発売予定!
2022年9月発売!
2022年9月発売!
2022年4月発売。
2022年3月発売。
2021年12月発売!
発売中!
絶賛発売中! ¥2,500
織田理史、Chap Chap Records 第二弾「electric-Abyss」CPCD-302
これは、既刊の「Free Music 1960~80 Disk Guide」の改訂版になります。詳細な録音データを付け加えました。
Amazon、ジュンク堂、丸善、三省堂に注文されると、印刷されて届きます。オンデマンド出版になります。
¥2,442
本書は前衛(アヴァンギャルド)音楽という言葉がふさわしかった、1960年から1980年までのアクティブな音楽ディスク(アルバム)を紹介しています。本書は本書に先立って2017年に出版した、「Free Music 1960〜1980:開かれた音楽のアンソロジー(ディスクガイド編)」(ちゃぷちゃぷレコード企画・TPAF発売)に録音データを加えると共に、紹介しているディスクはフリー・ジャズが多くを占めているため、タイトルも「フリージャズ&フリーミュージック」と改め、新たに出版したものです。尚、紹介しているディスクは主として「ちゃぷちゃぷレコード」の末冨健夫が40年以上に渡って、収集したアルバムから選ばれています。内容はフリージャズを中心に、現代音楽の集団即興、実験的ロック、アート分野のパフォーマンス、現代作曲家による即興を含む作品、またメインストリームに位置する世評の高いアルバムも加えて全部で400枚ほどです。
執筆者:末冨健夫、金野吉晃、河合孝治、横井一江、豊住芳三郎、川口賢哉、牧野はるみ、織田理史
CPCD-201は、ちゃぷちゃぷレコードの新しいシリーズ、薄いケースに入った廉価盤¥1800の特別仕様。だが、中身は手抜きなし。豊住芳三郎が、2012年と2015年に渡欧した折に共演したヴォイスの二人とのデュオを2曲収録。Claudia Cervencaは、ルーマニア出身で現在ウィーン在住の歌手・ヴォイスパフォーマー。Jean-Michel van Schouwburgは、ベルギーのヴォイスパフォーマーで、評論家としても著名。豊住芳三郎と、ジョン・ラッセルのアルバムも、素晴らしいライナーノートを執筆してくれている。二人の個性的なヴォイスに、豊住芳三郎の変幻自在なドラムと二胡が絡む。カヴァー・アートは、仁木順平氏。これからCPCD-201シリーズのカヴァー・アートを制作していただきます。
JazzTokyoの録音評。
ちゃぷちゃぷレコード、初の本の出版をいたしました。企画を立ち上げてから、なんと10年もの月日が流れ、その間そんな企画の存在すら忘れたかに思えましたが、どうにかこうにかこうして無事出版に漕ぎ着ける事が出来ました。多くの執筆者の方に原稿を書いていただき、感謝いたします。内容はと言うと、1960年頃から80年頃までの主にフリー・ジャズと、その周辺について、各執筆者の方々の各々の視点から原稿を書いていただいており、総論的なものから、豊住芳三郎さんの1971年のシカゴ滞在記に至るまで、幅の広い内容になっています。本の最後は、166枚のアルバムを紹介したコーナーです。今後は、英語版の出版や、1980~2000までについて書いた続編も考えています。
尚、オンデマンド出版なので、注文されてからアメリカで製本され送られて来ます。少々お時間を取るものと思われます。
購入は、Amazonで。ペーパーバック版は、ちゃぷちゃぷレコードから直接購入出来ます。
【カン・テーファン】
(CPCD-001)
姜泰煥(カン・テファン, as)の1994年の日本ツアーから、岡山市PEPPERLANDと防府市CAFE・AMORESでのライヴ録音から編集.。
PEPPERLANDでは、NED・ROTHENBERG(as,b-cl)と、大友良英(turntables)との共演。
CAFE AMORESでは、NED・ROTHENBERGとの共演。姜泰煥のソロ、ROTHENBERG、大友とのデュオ、そしてトリオの全五曲を収録。
残念ながら完売です。いや、めでたく完売か?20年かかってしまった。
ユニバーサル・ミュージックから(POCS-9349)で再発中!
LPは、「姜泰煥:Solo Duo Trio」(POJE-9002/3)で発売中。CDから「Solo Ⅱ」をカットし、未発表曲を3曲収録した2枚組。ネッド・ローゼンバーグのソロ2曲とネッド&姜のasどうしのDuoを1曲追加。
ユニバーサル・ミュージック 埋蔵音源発掘シリーズ・Zeppちゃぷちゃぷから再発された「姜泰煥」と、新たに編集されたLP「ソロ、デュオ、トリオ」
これら2枚は、ちゃぷちゃぷレコードからの直接購入は出来ません。
JazzTokyo 近藤秀秋氏のレヴューを転載いたします。
# 1229
『姜泰煥/Solo Duo Trio』
text by Hideaki Kondo
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ちゃぷちゃぷレコード/ユニバーサル・ミュージック
POJE-9002(LP2枚組/250枚限定)
定価4,800円(税込)
Side A
01. Kang+Ned+OtomoTrio
姜泰煥(as)&Ned Rothenberg(b-cl)&Otomo Yoshihide(turntables)
1994年8月30日 岡山市ペパーランドにて録音
Side B
01. Kang Solo I
姜泰煥(as)
1994年9月1日 山口県防布市 Cafe Amores録音
02. Ned Solo I(未発表)
Ned Rothenberg(b-cl)
1994年9月1日 山口県防布市 Cafe Amores録音
Side C
01. Kang+Otomo Duo I
姜泰煥(as)&Otomo Yoshihide(turntables)
1994年8月30日 岡山市ペパーランドにて録音
02. Kang+Ned Duo I
姜泰煥(as)&Ned Rothenberg(b-cl)
1994年9月1日 山口県防布市 Cafe Amores録音
Side D
01. Ned Solo II(未発表)
Ned Rothenberg(as)
1994年9月1日 山口県防布市 Cafe Amores録音
02. Kang+Ned Duo II(未発表)
姜泰煥(as)&Ned Rothenberg(as)
1994年9月1日 山口県防布市 Cafe Amores録音
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多文化世界の文化衝突とその超克の一例として、重要な録音のひとつ
1994年、岡山ペパーランドと、山口防府カフェ・アモレスにおけるライヴ録音。もともとCDでリリースされていた音源だが、今回の2枚組LP化にあたって3曲が追加収録された(但し、CD収録曲1曲が割愛)。姜泰煥を中心に選曲されたCDに比べると、姜泰煥/ネッド・ローゼンバーグ/大友良英の3者による公演である点が強調されている。
朴正煕暗殺後も軍事政権の続いた韓国だったが、1990年の民主自由党発足によって、急速に民主化が進んだ。これに呼応するかのように、日本の一部ジャズメディアが姜泰煥を取り上げはじめ、来日公演やCDのリリースが相次ぎ、ちょっとした姜泰煥ブームとなった。韓国在野の芸術音楽における最初の文化衝突点だったのではなかろうか。姜は90年代初頭の時点で、同じ音型の執拗な繰り返しとその変化というサックス独奏のスタイルを確立していた。日本の都節陰旋に近い構造やターゲットノートに半音階でアプローチする音型を多用しながら、それを執拗に繰り返し、音楽の中に入る。この音楽スタイルは、韓国のシャーマン音楽と共通する(*CD『死者への巫儀』vicg-60391など参照)。
本LP録音当時、ニューヨークを中心とした即興音楽が興隆していた。閉塞的と言える状況に落ち込んでいたフリージャズ/インプロヴィゼーションに再度生命力を与えたのは、(是非は兎も角として)ニューヨークだった。本録音で、ニューヨークで活躍していたローゼンバーグが姜と邂逅する。マルチフォニックなどの同じ特殊奏法を表現に用いる姜とローゼンバーグだが、その使用根拠が違う。この食い違いは、当時の即興シーンの縮図だ。多くの聴者にとって、姜の奏でるフォルムを追跡した末に意識に残るのは表現だろう。この点を一言で説明するに、私は「即興」という言葉を使いたくなる。ここに、既に姜泰煥と当時のニューヨークシーンが捉えていたところの「即興」の意味の差があらわれている。人間の認知的傾向からして、音にフォルムを追う事は避けがたい。しかし、演奏家はフォルム化を目的として演奏に向かっているか。ある種の演奏家はこう答えるのではなかろうか、「自分の中から出てくるものをこそ演奏したい」と。その瞬間に最もふさわしい音を発する事。ここに「即興」である必然を見るのであり、これは別の音楽シーンで表現される「より音楽的に」や「歌うように」と同義ではないか。この時点で、「即興」という言葉のシニフィエは、既に「即興で演奏する事」から離れる。更にこれが演奏「表現」のうちではなく、その範囲を大きく超えて演奏「行為」のうちに、という次元に突入する点において、東アジアの内省型音楽に共通する美的感覚が立ち上がる(こうした還元は、東アジアの芸術音楽が西洋音楽と衝突する度に何度も再起する事になる)。この意味における即興性において、韓国文化は相当レベルに達した音楽を有している。そして、姜泰煥が登場した。韓国における最初のひとりが、本筋を射抜いた人物であった事は幸運だった。独奏を本領とする姜泰煥の録音として先にリリースされた作品(mobys-0011)が入手困難であった事もあり、本作は当時も姜泰煥の代表作と見做されていたように記憶する。個人的な推薦トラックは、LP1のB面<Kang Solo Ⅰ>。この演奏に含まれる外観、内観、そしてその意味の上での扱い、それを支えるコンテキストが理解できれば、80年代以降の欧米の即興音楽シーンに欠けていたものが見えるのではないだろうか。東アジアの在野の芸術音楽史において、あるいは多文化世界の文化衝突とその超克の一例として、重要な録音のひとつと思う。(近藤秀秋)
【GOLDEN HEARTS REMEMBRANCE】
(CPCD-002)
WADADA LEO SMITH(ワダダ・レオ・スミス、tpその他)率いるN`DA・KULTURE(エンダ カルチャー)、1997年ハリウッドでのスタジオ録音。能管、バンスリ、タンブーラ、三味線、チューバも含めた異文化混交の音絵巻。牧野はるみによる詩の朗読も二曲含まれる。今は亡き日系人ピアニストGLENN・HORIUCHIの演奏が聴ける貴重な録音でもある。
3月11日 Bishop Recordsより、帯&ライナーノート付きで再発されました。Bishop Records ホームページ、Amazon,DiskUnionで購入出来ます。
当ホームページの問い合わせから直接購入の他、「バーバー富士」さんのホームページから、「Improvised Music From Japan」さんのホームページから、NYのDowntown Music Galleryのホームページから、キャットフィッシュ・レコードのホームページからも購入出来ます。直接購入の場合は、住所氏名をご連絡下さい。値段はどれも2500円(税込)になります。CPCD-201番台は¥1800.
梱包送料は枚数等で変わります。特にLPは、郵便送料のシステムと価格の改定により一律¥800になります。それ以上になった場合は、サービスいたします。CDは、何枚でも¥200です。
支払方法は、こちらがCDに同封した郵便振替の用紙をお使い下さい。銀行振込みは、こちらです。
・山口銀行 中関支店(普)5033066 ちゃぷちゃぷレコード 末冨健夫
・ゆうちょ銀行 郵便振替 01350-9-1819
・PayPal アカウント goronyan@kss.biglobe.ne.jp
海外からの注文は、別途送料、送金手数料がかかります。地域、枚数により変わります。
CPCD-001、003、005は売り切れました。
電話でのご連絡は、出られないことが多いので、注文や問い合わせは、出来れば、goronyan@kss.biglobe.ne.jp までメールをしていただければ幸いです。