1 | Blue Incarnation ~ First Movement (3:27) | |
2 | Blue Incarnation ~ Second Movement (7:57) | |
3 | Remember Paradise ~ First Movement (2:48) | |
4 | Remember Paradise ~ Second Movement (5:44) | |
5 | Remember Paradise ~ Third Movement (5:15) | |
6 | Remember Paradise ~ Fourth Movement (4:53) | |
7 | Remember Paradise ~ Epilogue (5:08) | |
8 | Manila Variations ~ First Movement (5:24) | |
9 | Manila Variations ~ Second Movement (4:36) |
豊住芳三郎in Philippines怒涛の連続リリースです。今回は、昨年12月10日のRick Countryman(as)とTusa Montes(Prepared Kulintang)とのトリオ演奏となっています。Sabu&Rickコンビにガムランの楽器のクリンタンを演奏するTusaとのユニークな演奏が収録されています。
¥2500(税込み)
Jazz Tokyoの及川公生氏による録音評です。
末冨健夫は、自身のレーベルChap Chapで、米国のサックス奏者リック・カントリーマンと日本の伝説的パーカッショニスト豊住芳三郎のコラボレーションにかなりの数のアルバムを割いています。「Blue Incarnation」は、パーカッショニストでクリンタン奏者のトゥサ・モンテスとの注目のトリオコンサートを記録したものです。インスパイアされた、熱狂的で猛烈なリバタリアンのフリージャズ。吹奏楽部はマウスピースを熱して、ドラマーの絶え間ない、しかし空気のようなドライブに押されて、どんどん収縮して膨張したスパイラルを描きます。トゥサ・モンテスは、クリンタンの金属製の球根やゴングを叩いて、この楽器特有の色を強調する。エディットで奇妙にカットされた即興演奏の後、トラック4のRemember Paradise組曲の第2楽章では、クリンタンとドラムの美しいデュエットが聴ける。「リメンバー・パラダイス」の4つの楽章とエピローグを通して、深い本質が明らかにされる音楽的な交わりの瞬間をたどる、心地よく刺激的なドキュメントです。カントリーマンと豊住のタンデムは、トゥサ・モンテスの創意工夫のために歓迎すべき空間を作り、共に深い感受性の脆弱なバランスを構築します。
ジャン・ミッシェル・ヴァン・シュウヴルグ