Chap Chap Records

1994年に設立。

FREE・MUSIC / IMPROVISED・MUSIC のCDを主に制作。

 ちゃぷちゃぷレコードからの直接購入される場合は、

goronyan@kss.biglobe.ne.jp

までお問い合わせ下さい。

CD&Bookの紹介

       「本日とは、2013年7月20日」

           「助ちゃんです。」

        「ちょっと小さな、六ちゃんです。」

          「ふたり合わせて助六です。」

        「助六弁当食って売りまくろう!」

                 by 豊住芳三郎

 

    

本「Free Music 1960~1980:開かれた音楽のアンソロジー/Anthology Of Open Music(Disk Guide編)出版!

「Free Music 1960~1980:開かれた音楽のアンソロジー」の後半のディスクガイドを独立させ、166枚収録だったアルバムを400枚にして「ディスクガイド編」として出版いたしました。この本にも入りきれなかったアルバムは、当ホームページの「LP/CDレヴュー」に掲載しています。

Amazon,Amazon Kindle版、紀伊国屋書店にて発売中!

本「Free Music 1960~1980:開かれた音楽のアンソロジー/Anthology of Open Music」出版!

ちゃぷちゃぷレコード、初の本の出版をいたしました。企画を立ち上げてから、なんと10年もの月日が流れ、その間そんな企画の存在すら忘れたかに思えましたが、どうにかこうにかこうして無事出版に漕ぎ着ける事が出来ました。多くの執筆者の方に原稿を書いていただき、感謝いたします。内容はと言うと、1960年頃から80年頃までの主にフリー・ジャズと、その周辺について、各執筆者の方々の各々の視点から原稿を書いていただいており、総論的なものから、豊住芳三郎さんの1971年のシカゴ滞在記に至るまで、幅の広い内容になっています。本の最後は、166枚のアルバムを紹介したコーナーです。今後は、英語版の出版や、1980~2000までについて書いた続編も考えています。

尚、オンデマンド出版なので、注文されてからアメリカで製本され送られて来ます。少々お時間を取るものと思われます。

内容紹介

 

フリーミュージックとは一体どんな音楽なのでしょうか。実はその答えは簡単ではありません。なぜならフリーミュージックと言う固定した音楽ジャンルが存在するわけではないからです。しかし、あえて言うならアート分野におけるハプニングやパフォーマンスと同じように、常に慣習的なスタイルやフォルムに対してアンチテーゼを喚起する音楽といってよいでしょう。従って、固定化し、制度化したらそれはもはやフリーミュージックとは言えないでしょう。 

そう言う意味において1960〜80年という20年間の音楽シーンを語るなら、フリー・インプロビゼーション(自由即興)による音楽、具体的には「フリージャズ」と現代音楽の「集団即興」がフリーミュージックとして想起されることにそれほど異論はないと思います。そしてフリーミュージックこそ社会へ深い眼差しを向けると共に、文化全体の中で音楽を喚起すると言う音楽のもっとも本質的ものが反映されていると私達は考えるのです。しかし、フリー・インプロビゼーションの音楽はもう古いという言説が聞こえてこないわけではありません。と言うのも今日日本ではデジタル表現によるメディアアートやコンピューター音楽などが盛んに作られているからです。 

ところが、ヨーロッパでは今日でもフリー・ジャズはもちろん、前衛の流れを汲む実験映画やビデオアートも盛んに作られ、大抵の映画祭、映像祭にはexperimental部門が存在します。それに比べ日本ではアートも音楽もすべてが一時の集合的沸騰の流行でしかありえず、昔から本質的な問題が未解決なまま、次へ進んでしまう傾向にありこれでは成熟した文化とは到底言えません。そもそもポストモダン以後のアートや音楽もそれまでの前衛芸術・音楽があったからこそ存在しているのです。従って私達は過去の地平に現在の状況を重ね合わせ、連続する文化を構築する一助としてフリーミュージックにおけるアンソロジーの必要性を強く感じ、ここにフリーミュージックの本を出版するに至ったのです。 

 

Chap Chap Records企画制作 

1.変革の季節 

 副島輝人 

2.フリー・ジャズからフリー・ミュージックへ 

横井一江 

3.即興演奏とレコード 

Onnyk 金野吉晃 

4.AACM突撃日記 

 豊住芳三郎 

5.間章「<なしくずしの死>への覚書と断片」読解 

 川口賢哉 

6.音楽の解体へむけて「Vedda Music Workshopの時代」 

 風巻 隆  

7.フリーミュージック:Chaosmosの実践プロセス 

河合孝治    

8.「即興」に向けた断片による試論 

 宮田徹也 

9.「即興論序説」 

志賀信夫 

10.コンセプトと自由、、Freejazz 

山下史朗 

 

*ディスクガイド 

金野吉晃 末冨健夫 横井一江  

河合孝治 牧野はるみ 川口賢哉 豊住芳三郎 

購入は、Amazonで。ペーパーバック版は、ちゃぷちゃぷレコードから直接購入出来ます。

「川口賢哉/KenYa Kawaguchi:雨露/URO    CPCD-007発売!

地無し尺八奏者、川口賢哉の無伴奏ソロ・アルバム「雨露」をリリースいたしました。雨の降りしきる真夜中に、自宅の庭で収録。雨音も聴こえます。60分連続の即興演奏です。使用された法具(川口命名)は、二尺四寸管の長管地無し尺八。通常の尺八は、二つに分かれていて、演奏するときに合わせますが、これは1本の竹のまま。中も漆を塗ったりしておらず、音程も取りにくく音も出しにくい楽器です。地無し尺八での即興演奏のアルバムは、おそらく他には無いでしょう。

定価¥2500(税込価格)

ちゃぷちゃぷレコードに直接か、Amazonにて

「Wadada Leo Smith&N'Da Kulture:Golden Hearts Remembrance」本日(2016/3/11)Bishop Recordsより、帯付き、ライナーノート付きで再発されます!                                                                                                              bishop-records.org/onlineshop/article_detail/EXIP0410.html

by Bruce Gallanter

【逍遥遊】

(CPCD-006)

 

¥2500(送料込み)

ミシャ・メンゲルベルク&豊住芳三郎;ミシャ&サブ・デュオ~逍遥遊。"The Untrammeled Traveler" 1994年カフェ・アモレスでのライヴ録音。34分55秒と42分47秒の長尺で濃厚なデュオ演奏。豊住芳三郎曰く、「これは僕にとって勲章だ。」

演奏の背後で、秋の虫の鳴き声が聞える。

 

高橋悠治さんのコメント。「ミシャ・メンゲルベルクのピアノは簡潔で、アイデアがまさにその場で生まれて来るのがよくわかる。」

 

 

Evan Parker さん、日本語でコメント!

副島輝人さんのコメント。「ほんとに素晴らしい!! 今年出たCDでは白眉だ。」

CDをご購入いただいたS・O様からの感想文です。有難いことです。

Jean-Michel Van Schouwburg氏によるアルバム・レヴューです。

【カン・テーファン】

(CPCD-001)

姜泰煥(カン・テーファン, as)の1994年の日本ツアーから、岡山市PEPPERLANDと防府市CAFE・AMORESでのライヴ録音から編集.。

PEPPERLANDでは、NED・ROTHENBERG(as,b-cl)と、大友良英(turntables)との共演。

CAFE AMORESでは、NED・ROTHENBERGとの共演。姜泰煥のソロ、ROTHENBERG、大友とのデュオ、そしてトリオの全五曲を収録。

 

 

残念ながら完売です。いや、めでたく完売か?20年かかってしまった。

ユニバーサル・ミュージックから(POCS-9349)で再発中! 

LPは、「姜泰煥:Solo Duo Trio」(POJE-9002/3)で発売中。CDから「Solo Ⅱ」をカットし、未発表曲を3曲収録した2枚組。ネッド・ローゼンバーグのソロ2曲とネッド&姜のasどうしのDuoを1曲追加。

ユニバーサル・ミュージック 埋蔵音源発掘シリーズ・Zeppちゃぷちゃぷから再発された「姜泰煥」と、新たに編集されたLP「ソロ、デュオ、トリオ」

これら2枚は、ちゃぷちゃぷレコードからの直接購入は出来ません。

購入はこちらから。http://www.universal-music.co.jp/chapchap/

JazzTokyo 近藤秀秋氏のレヴューを転載いたします。

#  1229

 

『姜泰煥/Solo Duo Trio』

text by Hideaki Kondo 

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ちゃぷちゃぷレコード/ユニバーサル・ミュージック

POJE-9002(LP2枚組/250枚限定)

定価4,800円(税込)  

 

 

Side A

 01. Kang+Ned+OtomoTrio

 姜泰煥(as)&Ned Rothenberg(b-cl)&Otomo Yoshihide(turntables)

  1994年8月30日 岡山市ペパーランドにて録音

 

Side B

 01. Kang Solo I

 姜泰煥(as)

  1994年9月1日 山口県防布市 Cafe Amores録音

02. Ned Solo I(未発表)

  Ned Rothenberg(b-cl)

  1994年9月1日 山口県防布市 Cafe Amores録音

 

Side C

 01. Kang+Otomo Duo I 

 姜泰煥(as)&Otomo Yoshihide(turntables)

  1994年8月30日 岡山市ペパーランドにて録音

02. Kang+Ned Duo I

 姜泰煥(as)&Ned Rothenberg(b-cl)

  1994年9月1日 山口県防布市 Cafe Amores録音

 

Side D

 01. Ned Solo II(未発表)

  Ned Rothenberg(as)

  1994年9月1日 山口県防布市 Cafe Amores録音

02. Kang+Ned Duo II(未発表)

  姜泰煥(as)&Ned Rothenberg(as)

  1994年9月1日 山口県防布市 Cafe Amores録音 

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多文化世界の文化衝突とその超克の一例として、重要な録音のひとつ

 

1994年、岡山ペパーランドと、山口防府カフェ・アモレスにおけるライヴ録音。もともとCDでリリースされていた音源だが、今回の2枚組LP化にあたって3曲が追加収録された(但し、CD収録曲1曲が割愛)。姜泰煥を中心に選曲されたCDに比べると、姜泰煥/ネッド・ローゼンバーグ/大友良英の3者による公演である点が強調されている。

 

 朴正煕暗殺後も軍事政権の続いた韓国だったが、1990年の民主自由党発足によって、急速に民主化が進んだ。これに呼応するかのように、日本の一部ジャズメディアが姜泰煥を取り上げはじめ、来日公演やCDのリリースが相次ぎ、ちょっとした姜泰煥ブームとなった。韓国在野の芸術音楽における最初の文化衝突点だったのではなかろうか。姜は90年代初頭の時点で、同じ音型の執拗な繰り返しとその変化というサックス独奏のスタイルを確立していた。日本の都節陰旋に近い構造やターゲットノートに半音階でアプローチする音型を多用しながら、それを執拗に繰り返し、音楽の中に入る。この音楽スタイルは、韓国のシャーマン音楽と共通する(*CD『死者への巫儀』vicg-60391など参照)。

 

  本LP録音当時、ニューヨークを中心とした即興音楽が興隆していた。閉塞的と言える状況に落ち込んでいたフリージャズ/インプロヴィゼーションに再度生命力を与えたのは、(是非は兎も角として)ニューヨークだった。本録音で、ニューヨークで活躍していたローゼンバーグが姜と邂逅する。マルチフォニックなどの同じ特殊奏法を表現に用いる姜とローゼンバーグだが、その使用根拠が違う。この食い違いは、当時の即興シーンの縮図だ。多くの聴者にとって、姜の奏でるフォルムを追跡した末に意識に残るのは表現だろう。この点を一言で説明するに、私は「即興」という言葉を使いたくなる。ここに、既に姜泰煥と当時のニューヨークシーンが捉えていたところの「即興」の意味の差があらわれている。人間の認知的傾向からして、音にフォルムを追う事は避けがたい。しかし、演奏家はフォルム化を目的として演奏に向かっているか。ある種の演奏家はこう答えるのではなかろうか、「自分の中から出てくるものをこそ演奏したい」と。その瞬間に最もふさわしい音を発する事。ここに「即興」である必然を見るのであり、これは別の音楽シーンで表現される「より音楽的に」や「歌うように」と同義ではないか。この時点で、「即興」という言葉のシニフィエは、既に「即興で演奏する事」から離れる。更にこれが演奏「表現」のうちではなく、その範囲を大きく超えて演奏「行為」のうちに、という次元に突入する点において、東アジアの内省型音楽に共通する美的感覚が立ち上がる(こうした還元は、東アジアの芸術音楽が西洋音楽と衝突する度に何度も再起する事になる)。この意味における即興性において、韓国文化は相当レベルに達した音楽を有している。そして、姜泰煥が登場した。韓国における最初のひとりが、本筋を射抜いた人物であった事は幸運だった。独奏を本領とする姜泰煥の録音として先にリリースされた作品(mobys-0011)が入手困難であった事もあり、本作は当時も姜泰煥の代表作と見做されていたように記憶する。個人的な推薦トラックは、LP1のB面<Kang Solo Ⅰ>。この演奏に含まれる外観、内観、そしてその意味の上での扱い、それを支えるコンテキストが理解できれば、80年代以降の欧米の即興音楽シーンに欠けていたものが見えるのではないだろうか。東アジアの在野の芸術音楽史において、あるいは多文化世界の文化衝突とその超克の一例として、重要な録音のひとつと思う。(近藤秀秋) 

 

【GOLDEN HEARTS REMEMBRANCE】

(CPCD-002)

WADADA LEO SMITH(ワダダ・レオ・スミス、tpその他)率いるN`DA・KULTURE(エンダ カルチャー)、1997年ハリウッドでのスタジオ録音。能管、バンスリ、タンブーラ、三味線、チューバも含めた異文化混交の音絵巻。牧野はるみによる詩の朗読も二曲含まれる。今は亡き日系人ピアニストGLENN・HORIUCHIの演奏が聴ける貴重な録音でもある。

 

3月11日 Bishop Recordsより、帯&ライナーノート付きで再発されました。Bishop Records ホームページAmazon,DiskUnionで購入出来ます。

【音喜時】

(CPCD-003)

吉沢元治(homemade electric vertical five strings bass)が防府市

のカフェ・アモレスで行ったデュオ・ライヴから二曲を選曲。1994年のBARRE・PHILLIPS(バール・フィリップス、b)とのデュオからファーストセットを、1993年の金大煥(キム・デーファン、perc)とのデュオからセカンドセットを収録。共に緊張感溢れる名演。 

 

売り切れ。

 

【Gloria in Excelsis Deo】

(CPCO-004)

浅見光人(as)の無伴奏アルトサキソフォンの作品。2000年から

2001年にかけて録音。浅見は、スティーヴ・レイシー、スティーヴ・ポッツ、吉沢元治に師事をした。しかし、師匠達のような即興演奏へは向かわず、自身の感覚に正直に向き合う道を進んだ。このアルバムは、その第一歩を記録したもの。全10曲、穏やかな風に吹かれるがごときの自作曲と、ビートルズの「アイ・フィール・ファイン」を吹奏。ちゃぷちゃぷレコードと、浅見自身のレーベル「美月ムジーク」との共同企画。

 

【自由】

(CPCD-005)

崔善培(チェ ソンベ、tp)の、記念すべき初リーダーアルバム。

1998年山口市の赤レンガにて録音。全12曲トランペットによる

無伴奏IMPROVISATION!その激しくも温かい音は崔善培の人柄と

人生を表す。題字は、崔と共に韓国のFREE・MUSICを牽引してきた

盟友金大煥による書だ。

 

売り切れ。

 

 

 

   

CDリリース時の防府日報の記事。

ちゃぷちゃぷレコードの購入方法。

当ホームページの問い合わせから直接購入の他、「バーバー富士」さんのホームページから、「Improvised Music From Japan」さんのホームページから、NYのDowntown Music Galleryのホームページから、キャットフィッシュ・レコードのホームページからも購入出来ます。直接購入の場合は、住所氏名をご連絡下さい。値段はどれも2500円(税込)になります。梱包送料は当方負担で無料です。支払方法は、こちらがCDに同封した郵便振替の用紙をお使い下さい。銀行振込みは、こちらです。

・山口銀行 中関支店(普)5033066  ちゃぷちゃぷレコード 末冨健夫

・ゆうちょ銀行 郵便振替 01350-9-1819 

・PayPal アカウント chapchap@xvf.biglobe.ne.jp 

 

海外からの注文は、別途送料、送金手数料がかかります。地域、枚数により変わります。  

 

CPCD-003、005は売り切れました。

電話でのご連絡は、出られないことが多いので、注文や問い合わせは、出来れば、chapchap@xvf.biglobe.ne.jp までメールをしていただければ幸いです。